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反った材の加工中

浜松市の光珠寺様山門の墨付け刻みが進んでいます。

木村棟梁が加工しているものは、登り裏甲(のぼりうらごう)という部材です。

大型の帯ノコで荒挽きした材を、電気カンナを使って、形を決めているところです。

もちろん、現寸図から映した型板を元に造っていきます。

薄い材ではないため、曲げようと思っても曲がるものじゃあありません(笑)

キッチリ曲がった形で造り出します。

9月末の上棟に向けて、刻みは順調です(^^)/

登り裏甲とは…

破風板の上に乗る部材です。説明しにくいので 他現場の写真を見てください。

取付けしている矢印の部材デス。

(写真は今年3月に完成した磐田市の連福寺様山門)

この『 反り 』も、建物、時代、地域、宗派などなどによっても変わってきます。

建物を正面から見ただけでは見えない部分ですので、

あえて真横から見ていただくと色々な違いが発見できると思いますヨ。

平松

 

 

 

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