府八幡宮楼門の工事を終えて
磐田市の中泉にある静岡県指定文化財(建造物)である府八幡宮、楼門の画像アップです。
そういえば、全解体修理完了後の写真をあげていませんでした。
平成26年初旬から始まった平成の大修理工事は
平成27年10月までの長期間において保存修理工事が行われました。
財団法人 京都伝統建築技術協会の持田武夫先生指導のもと
わたしたち天峰建設が元請けとして責務を果たさせていただきました。
築後380年、初めての全解体修理ということで、
この記念すべき大事業に携わることができ誠に感謝いたしております。
大きく下がり、波打っていた軒廻りや屋根は
新築当初を思わせる大きく広がった堂々たる姿、そして建物が復活しました!
次回 全解体修理を予定している350年後の未来の大工たちに誇れる仕事ができたと自負致しております。
長い歴史の中で、古きを感じ、次へ伝えていく貴重な仕事に携われていることに
感謝をし、誇りをもってこれからも仕事に取りくんでいきたいと思います。
ブログをご覧の皆様、機会があれば是非府八幡宮に足を運んでみてくださいね。
平松