欄間彫刻の木部修繕
静岡浅間神社楼門の保存修理工事では、
取り外し、修理中の欄間彫刻の木部修繕を進めています。
彫刻部分の補修や埋木に関しては、
立川流彫刻の美しさを崩さないよう彫刻師の清延さんに作業していただいています。
天峰の大工でも埋木などできるのですが、
既存彫刻部分との成型などはプロにお任せ!!
手道具の数も「今回持参したものは、ほんの一部です。」と言いながらも
すごい数ですし、それらを使いこなしてサクサクと仕上げてくれています。
木は割れるもの。としてしょうがないのですが、
漆や彩色を施す上で、仕上げに支障が出るところは木部できれいに修繕します。
後世に残す仕事として誇りをもって作業しています。
平松