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梅雨時期は漆塗りにとって良い条件

静岡浅間神社北回廊の保存修理はB工区(東半=楼門側)の漆工事は

外部漆下地と建具の水研ぎ~下地を進めています。

濡縁の布着せ。1枚おきに施工していき、乾くまで隣と張り付いたり支障が出ないようにします。

日光が直接当たる縁ですので、麻布もこだわって厳選したものを使用しています。

 

蔀戸(しとみど)と舞良戸(まいらど)を並行して進めています。

やはり蔀戸は手間が2倍以上かかるためじっくり時間をかけて進めています。

気温や湿度が高いこの時期は、漆塗りにとってはとても条件が良い季節ですので

作業効率が伸びており、順調に進んでいます。

平松

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