霊山寺様欄間彫刻修理完了しました
静岡市指定有形文化財霊山寺本堂の向拝欄間彫刻は、数年前の台風で落下し折れてしまっていました。
これ以降お寺で保管されていましたが、静岡市の予算が付いたため修理することとなり天峰で施工させていただきました。
部材を繋ぎ合わせることから始め、部材が欠損している部分には埋木等の繕いを施し、
古色塗装で仕上げるという地道な作業でしたが、キレイに違和感なく仕上げることができました。
繕い部分の古色塗装↓
それ以外にも傷んだ部分や欠損部の補修を行い、取り付けを行いました。
数年ぶりに元の位置に納まった彫刻。
まだ、西のカドの部材が復旧できていませんが、彫刻形状の根拠となるものが出てくれば、
その際には全体の完全復原ができますので、そこが待ち遠しいですね。
だんだん春に近づいてきましたので、散歩やトレッキングついでに霊山寺散策はいかがでしょう?
霊山寺:静岡県静岡市清水区大内
霊山寺を紹介したサイトです↓↓
https://www.surugawan.net/guide/871.html#google_vignette
平松