現寸図描きが始まりました
鎖(クサリ)を使って宮大工が最初にすることは…。
屋根の現寸図(実際の大きさの屋根)を描くにあたって、
屋根の弛み(たるみ)=屋根の反り を決めていきます。
もちろん他の部分の納まりや反りなども関係しますが、
特に 瓦屋根の場合、弛みの落ち寸法と瓦の納まりはすごく重要です!
屋根の下地線を描き、壁に張ったコンパネに鎖を垂らします。
この弛み線が基本となりますが、ここから先は企業秘密ですよ(^O^)
順序としては、現寸図描きの最初はここから。
ということは、新築物件を手付ける一番最初がここってことです。
今回のこの物件は、磐田市の津島神社です。
本殿・幣殿・拝殿すべてを新築します。
来春の上棟に向かって長谷川棟梁は気合満々です!
平松