旧本堂の材を床框に
浜北区の西隠寺様本堂新築の大工工事は、
床の間や床脇、本尊様まわりの造作工事を進めています。
床の間の框に使用した材木は、
旧本堂の構造を支えていた大きな梁を、再加工して使用しました。
真っ黒い煤(スス)に覆われていた部材ですが、
機械に通して削ってみたら、ご覧のとおり綺麗な杢目の材でした。
旧本堂も、この地には移築されてきたものと記録が残っていますが、
ずっとずっと昔から建物を守ってきた材木が、
またこのように生かされます(^^)/
框として施工したので、もう切り口は見えませんが、
扇状に広がった杢目がおもしろいですね。
確信的な材種が分からなかったんですが、
きっと 栗 ではないかとのことです。
杢目を見て分かる方いたら教えてください。
平松