保泉寺様護摩堂建て方の様子
浜松市篠原町の保泉寺様護摩堂新築工事の建て方中です。
昨日の様子ですが、上の写真でも分かるように、
丸桁や大梁丸太、縛り丸太が組まれ、小屋束が立ち始めました。
寒空の中でも天峰の大工衆は、
大きな掛け声と大きなカケヤを振り、
熱気のある現場作業を進めています。
数百年も建立するための木の継ぎ手やクサビです。
こだわりの仕事ぶりを写真でどうぞ!
足固めの引独鈷(ひきどっこ)
足固めの込栓(こみせん)
力貫の固定ももちろん引独鈷にケヤキのクサビ
丸桁の鎌継ぎ手(かまつぎて)にもケヤキのクサビ。
そして、松丸太でガッチリ組んだ小屋組み!
地震にもびくともしない伝統構法のつくりです。
今日から隅木を組入れながら屋根の骨格を造っていきます。
明日の上棟式には、良いお祝いができそう!デス。
平松