静岡浅間神社の保存修理工事の様子
静岡浅間神社様の楼門保存修理工事、
平成32年11月までの工期なので、あと約二年。
ただ今の状況は、上層の欄干回りの修理や濡れ縁板の補修・取り替えを行っています。
漆塗膜を掻き落とし、木部の素地を確認しましたら腐りが発生し、
部分補修や取り替えが必要になり、
その大工工事に取り掛かっています。
繕いに関しては、文化財ですので最小限の補修を文化庁より要求されます。
新規に製作する部材はごくわずかで、埋木・接ぎ木などで元の形に修復していきます。
地道な作業ですが、丁寧に作業しています。
平松