興徳寺様現場写真
長押の刻み~取り付けを行っているところです。大きさは六寸(18センチ)で、奈良県吉野産の檜材です。
丸柱にあわせて長押側を丸くけずり、ピッタリつくように加工しています。
柱に欠き込みなどをすると弱ってしまうため、柱には極力傷をつけないためです。
これも、もちろん本堂の1000年先を見据えた構造体への配慮で、法隆寺や薬師寺などにもこの手法がとられています。
取り付けが完了した長押↓
廻り縁にカンナをかけています。
天井は、小組み入り格天井が5部屋、小組み入り折り上げ格天井が1部屋になりますので完成すれば、見ごたえありますよ~!
写真は随時アップしますのでお楽しみに(●^o^●)
先日鬼瓦が座り、現在は大棟の熨斗(ノシ)積み作業中です。この積み方を築地(ツイジ)葺きといいます。
瓦工事順調にすすんでいます。寒くなってきたので、職人さん大変ですが頑張って!
相変わらずキレイな曲線ですね~(^O^)/
平松