丸太皮むき
光福寺様本堂の松丸太を皮むきしています。
本目さんと武田が先陣切って皮をむく?正確には削っています。
ナゼ?皮をむくかって?
理由は、松の『皮』には虫が入りやすいんです。
ですから、手間はかかりますが皮を削ってから墨付け・刻みをします。
丸太で使用することの利点は、
強度的に強いことはもちろんのこと、
「木のクセ」や「ねじれ」、「曲がり」がわかるので
適材適所に使用しやすいのもあります。
不利点としては、
やはり手間がかかること = 金銭的にコストが上がる。
皮むき~墨付け・刻み~建て方までも、
全てにおいてひと手間もふた手間もかかりますからね。
それでも、私たち木を扱う大工としては
断然、丸太使用をお勧めします!!
この光福寺様では、丸太が計109本!!
使う場所によって極太から長いものまでありますが、
本堂の、柱から上(小屋組み)を「ガッチリ!」造っていきますヨ(^o^)
まずは、皮むきガンバロー!!
平松