府八幡宮の文化財工事では、補修も全て決められた形で接いでいきます。
せん断力に強いギザギザ型での板壁接ぎ木は見た目以上に手間のかかる仕事ですよ。
虫食い部を補修しながらも強度を保たせるため、
木栓も見えない部分に入ります。
並行して刻んでいる丸柱もほとんど刻み終わりました。
古い柱を横に並べて、間違いのないよう刻みます。
写真でもわかるように腐食と虫被害による損傷が大きいです。
新しいケヤキ柱は、天峰の長期自然乾燥材ですので、
これでまた400年は十分対応できますね(^O^)
着々と組み上げ準備が整ってきていますよ!
平松