除夜の鐘に向けて
先日、浜松市の龍雲寺様へ寄らせていただきました。
鐘楼堂のある場所は、佐鳴湖を望む高台にあり、
毎年、除夜の鐘を撞きに大勢の方々が訪れます。
コンクリートの鐘楼堂から、木造の鐘楼堂に建替えたのが3年前。
重機進入路のないこの地に建立するのは至難の技でした(^O^)
基壇部分は京都の北山造園さんが石を積んでくれまして
立派な鐘楼堂が完成しました。
除夜の鐘に向けて、点検を兼ねてクサビの増し締めを行いました。
充分乾燥させたケヤキでさえも、季節によって呼吸し動きます。
特に乾燥した冬場は痩せる(細くなる)ため、ゆるくなったりしますので、増し締めが必要です。
建物の寿命や、使用時の安全性も考慮し、
定期的なメンテナンスは必要ですね。
橦木(しゅもく=鐘を撞く木の棒)周りも点検しましたので、
これで安心して除夜の鐘を撞いてくださいね(^O^)
平松