府八幡宮の工事と手道具
磐田市の府八幡宮文化財工事の様子です。
調査の結果、強度的に失格の梁材や束を新規に製作しながら組上げています。
西側の破風板は補修加工が終わり設置できました。
もう一方の東側は、傷みがひどかったんですが、
大がかりな外科手術の末、今日設置となります(^^)/
その作業を担当した武田。
うれしそうに「 買っちゃいました!! 」
と見せてきたものが
叩き鑿(たたきのみ)2本。
田斎。
業界では有名な鍛冶屋さん。
弟子2年目の武田には大きな大きな買い物です!
大工の商売道具ですから、こだわった自分の気に入ったものを持つことは素晴らしいことですし、私までうれしくなりました♪
手道具にこだわる大工が減っていることに
道具やさんも悲しんでいますし、
特に住宅大工さんたちは、手道具を使う仕事が減っています。
武田には、道具を大切にし日々精進してもらいたいと思いますね!
平松