畳敷き込みと畳素材
豊橋市の聖眼寺様では、工事最終段階です。
先日、畳の敷き込みが行われ、美しい新畳が並びました。
聖眼寺様では、以前も外陣には 縁(へり)無し畳を敷いていましたので、
今回の新畳も縁無しで敷いています。
工事前までは回廊にはカーペット敷きでしたが、
今回の工事で床下地を下げ、畳敷きとしましたので、
統一感が出て、広く大空間としてお使いいただけます。
裏書院は縁あり畳で和室らしく上品に。↓
聖眼寺様は、畳について使用状況など検討した結果、
和紙畳で製作いたしました。
近年の住宅でも普及してきている和紙畳のメリットとしまして↓↓
1、ほとんど変色せずいつまでも青い。
2、イ草に比べ、耐久性や耐摩擦に優れる。
3、ダニやカビが発生しにくい。
4、ジュース等をこぼしても拭き取れる。
5、消臭効果が高い。
6、イ草のカスが衣服につかない。
逆にデメリットとしては、
1、イ草の香りがしない。
2、イ草に比べて硬さを感じる。
3、イ草ではない。
などなど、畳の概念(畳はイ草だ!)をお持ちの方には向かないかもしれませんが、
和紙も天然素材ですし、純国産です。
天峰では、使用状況に応じて、選択肢の中から決定していただいています。
平松