かんな仕上げと長持ちの秘訣
天峰横井作業場では、宗福寺様高欄部材の刻みを行っています。
最終仕上げ鉋がけの様子を撮影しました。
鉋仕上げには、見た目の美しさはもちろんのこと、
外部の高欄は雨が当たる部分なので、鉋仕上をすることで表面が滑らかになり、
水気を弾いたり受け流してくれたりします。
そのため木部の保存にはとても有効なのです。
大工はそこまで意識してわざわざ手間のかかる鉋仕上をしています。
※サンドペーパー仕上げは表面の繊維を荒らしてしまうため水を吸収しやすくなり傷みが早まりますよ。DIYする方はご注意を!
平松