須弥壇を全解体し修理とお化粧直し
湖西市の無量寺様本堂の須弥壇全解体修理を施工しています。
製作から数百年経過した漆塗りの須弥壇ですが、
経年劣化により傾きや各部の傷みが目立ってきていました。
天峰では、仏具の製作や修理を得意とする大工がいますので、
豊富な保管材木を使用して、超一流の仏具が安価にて製作や修理ができます!
本堂内陣から丁寧に解体して、天峰作業場へ運んだあとは、
古い漆塗膜を掻き落し、素地の状態にします。
時間が大変かかるこの作業が終わると、部材ひとつひとつ調べながら修理を進めていきます。
作業しながら感じたことは、使用材料に現代では探すのが難しいほどの極上ケヤキを使っており、
丁寧な彫刻や装飾が施されていること。
製作した数百年前の職人さんに敬意を払いながら丁寧に修理していきます。
最終仕上げは、再度漆塗りになり美しく復活しますのでブログでもアップします。
澤元