亀が鎮座しました
光福寺様唐破風玄関の瓦工事が完了しました。
唐破風瓦の両隅には
天の四方をつかさどる四神の一つである『 玄武 』を表現した「 亀甲 」が納まりました。
この部分は、巴蓋(ともえぶた)と言う部品・部材です。
巴蓋…とは
瓦が 三ケ所 交わってきたり、丸瓦が分れる部分にかぶせる お椀状の瓦で、
上部に 獅子や神仏、植物や波などを取り付けたものもあります。
本来は雨漏りを防ぐためのものですが、
装飾や魔除けの意味もあります。
光福寺様の本山である専修寺様では『 玄武 』がたくさん使用されていることや、
お寺の横を馬込川が流れていることもあり、
水の神を祀るという意味も込めました。
亀甲の巴蓋は、関西では、わりと目にしますが、
遠州ではめずらしいんですよ!
ご住職や総代さんにも確認していただき喜んでいただきました!!
ホントにリアルな甲羅で、いまにも動き出しそうです(^^)/
平松