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「がぎょう」の刻み

光福寺様本堂の刻みの様子です。

ただ今、丸桁を刻んでおり、仕上げのカンナをかけているところですヨ。

「丸桁」と書いて「がぎょう」や「がんぎょう」と読みます。

社寺建築では桁のことを言うんですが、

斗供といった組物が入ったりするため、

一番外側にあり、実際に垂木を受ける桁のことを『丸桁』と呼びます。

昔は、角でなく丸いまま使ったことにより丸桁という言葉が残っています。

カンナをかける距離が長い長い!!


仕上げをかけるには、一定の力で、止まらず最後まで引ききるのがコツです!

フワフワのなが~いカンナくずが出るのは、さすが熟練の技ですな(^O^)

本堂の刻みは順調ですよ!

昨夜、台風19号が本州を通過しました。

全国各地で被害がニュースになっていますね。

前台風の18号に比べ、北側を通過したおかげか雨量も大した事なかったように感じますが

もし被害がありましたら連絡いただければすぐに伺います。

今日は台風一過の晴天のようです。

澄んだ空を見上げて、ハリキッテいきましょう!!

平松

 

 

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