貴重な駕籠の保存修理
天峰伝統工芸部いしずえで作業を開始している『 駕籠 』の保存修理です。
今回のブログでは、お寺さんから引き揚げてきた時の画像を記録としてアップしておきます。
同時に2台の駕籠の修理依頼をいただき、同時進行で修理を進めていきます。
ご住職の話では、「 数十年前までは本堂の広縁天井から吊り下げていたが、傷みも激しいため奥へ仕舞い込んでいた。」
とのこと。
近年では、訪れる檀家さんから「 昔はここに駕籠が吊ってあったね。もう飾らないの。」と言われることがあるそうで、
せっかく貴重な駕籠があるのなら、目に触れるところに飾りたい。ということで相談がありました。
キッチリと修復するとなると、高級車の新車が買えるくらいになってしまうため、
今回の修理では、傷みの激しい部分をメインに天井から吊っても安全な強度を確保できるような修理で
使い込んでいる年数なりの雰囲気や古びた良さを残しつつの保存修理で行くこととなりました。
貴重な駕籠ですから丁寧に修理していきます。
平松