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『判定士』更新講習会

昨日、講習を受けてきました。

5年に1度の更新講習であり、3度目の講習でした。

通称『 判定士 』。

正式には『 被災建築物応急危険度判定士 』

の講習です。

なるべく簡単に説明しますと、

地震時、建物が安全か危険か判断し、余震など二次被害発生から住民を守る判定・表示を行う資格。デス。

昨年には、熊本地震や鳥取地震など判定士の出番が多くあった1年でした。

静岡県からも認定判定士が被災地へ出向いて活動しました。

東海地震や南海トラフ地震が起きた際には、

判定士の活動が人命にかかわる2次被害を防止する役割をしたり、

住民の安全確保を図るための表示を行います。

建築士など建築技術者を対象に都道府県知事が講習会を実施し、

認定登録した責任ある業務ですので、

講習内容も地震災害を想定した内容で進められます。

受講の皆さんホント真面目に取り組んでおりますし、

災害時の恐ろしさを知っている建築のプロたちだと実感します。

模擬判定に使われた被災住宅は、写真のように『 危険 』の判定が出ました。

もし地震が起きた時には、『 危険 』が出ないよう願うばかりですが、

地震には万全の対策をしておきたいところですね。

『 判定士 』の活動や認知がもっと広がればいいなとも感じています。

平松

 

 

 

 

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